〈健康な髪〉・・・健康な髪は、水分・油分・タンパク質のバランスが取れており、ツヤがあり、ハリやコシがあり、ボリューム感があります。また、髪1本1本が太く、弾力があり、なめらかな手触りで指通りが良く、切れ毛や枝毛になりにくいのが特徴です。

毛髪内部の成分と水分が十分に満ちて空洞が少なく、髪表面のキューティクルに欠損がなく、均等に並びとじている状態を指します。

 

 

〈傷んだ髪〉・・・外側のキューティクルが剥がれ落ちてしまいます。 すると内側にあるタンパク質や水分が流出してしまうことで、髪は乾燥してパサパサ・チリチリになってしまいます。 この状態こそが「髪が傷んでいる」状態です。 また、キューティクルが乱れると髪のツヤがなくなり、まとまりのない髪になってしまいます。

​特徴は傷んだ髪の特徴としては、次のようなものがあります。指通りが悪い、ギシギシする、絡まりやすい、うねりや広がりがある、 枝毛や切れ毛が増える。

 

 

​〈うねった髪〉・・・うねった髪は乾燥毛や癖毛にあたるので水分量が少なく、そのままだと髪艶はでずらいです。

ですが、「髪質改善トリートメント」などをおこなっていくととても綺麗な髪になっていきます。

また、うねりには、元々の髪がうねっている「先天性のうねり」と、本来はうねりがない髪質だったのにうねりが出はじめる「後天性のうねり」があります。

 

●先天性のうねり

元々の髪が直毛かどうかは遺伝によって決まります。日本人の場合は約９割が直毛のため、先天性のうねりは少ないと考えられています。

●後天性のうねり

子どものころは比較的直毛なのに、成長するにつれてうねりが出てきて“くせ毛”になることがあります。この場合は、後天性のうねりにあてはまります。

 

●髪がうねる原因

原因は二つあり、「頭皮の毛穴がゆがむ」ことと「ダメージヘアにより髪の水分量がかわるため」です。

 

原因１．頭皮の毛穴がゆがむから

元々毛包（髪の根元部分）はまっすぐですが、頭皮がゆがみ、毛包が曲がってしまうとうねりのある髪が生えてきます。
頭皮がゆがんでしまう原因には以下のことが挙げられます。

・頭皮の毛穴ゆがみの原因

・加齢
・髪の毛を強く引っ張る髪型
・乱暴なシャンプーやブラッシング
・ストレス、産後によるホルモンバランスや自律神経の乱れ
・栄養不足

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原因２．ダメージヘアにより髪の水分量がかわるため

髪のキューティクルがはがれると、水分が髪の毛の内側へ入り込みやすくなります。髪が水分を含むことで髪が膨張し、髪断面のかたちが変わるため髪がうねってしまいます。
キューティクルがはがれる原因には以下のことが挙げられます。

・乾燥
・紫外線
・ドライヤーやヘアアイロン
・パーマやカラー
・タオルやブラシなどによる摩擦

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​〈傷みの進んだ髪〉・・髪の傷みが進むとキューティクルがめくれてしまいます。

髪の内部にある栄養素と水分が流出してしまい、スカスカの状態になります。

傷みすぎている髪によく見られる症状として、「髪がゴムのように伸びる」「乾かす際に髪が切れる」「手グシが通りにくい」「毛先に白いつぶつぶができる」などがあげられます。

これらの症状の原因は、髪の栄養不足と水分不足です。

傷みすぎた髪は、必要な栄養素と水分が流出してしまい、髪の健康を維持できなくなるため、これらの症状が発症します。